遮蔽物が多い場所で固定アンテナ方式の無線LAN親機を使用する場合、広いエリアをカバーするためには複数台の無線LAN親機を使用する必要がありました。
本製品を使用すれば、遮蔽物が多い場所でも電波を届けられるため、少ない無線LAN親機で広いエリアをカバーできるようになります。

無線LAN親機のMIMO構成を利用し、2本の標準アンテナの代わりに本製品2本を接続すれば、遠方のカバーエリアでのスピードがさらに高速になります。

小部屋の多い宿泊施設のフロアに本製品を設置。設置したフロアと同じ階及びその直下の階でダウンリンクを計測しました。

本製品を使うことで宿泊施設の隅々まで無線LAN通信が可能になります。

【測定環境】
◎無線LANアクセスポイント:WAPM-APG600H

◎LAN端子子機:
Centrino Ultimate-N 6300 AGN

◎PC1(無線LANアクセスポイント側 有線):
DELL PRECISION M4600, OS/Windows 7 Ultimate SP1 64bit,CPU/Corei7-2760QM 2.4GHz, Memory/8GB
◎PC2(LAN端子子機側 有線):PC1に同じ

【測定方法】
PC1は無線LANアクセスポイントに有線LANで接続、無線LANアクセスポイントとPC2は無線で接続。
◎ソフトウェア：
IxChariot ver7.10sp1。
PC1→無線LANアクセスポイント→PC2間の通信をTCPにより30秒間転送。
（2013/2現在　当社調べ）
※通信距離・速度は環境に依存します。

美観を損ねず
設置の自由度が向上

本製品なら、無線LAN親機を別の部屋に設置し、アンテナ本体を天井裏に設置することが可能。無線LAN親機は別室のためメンテナンスがしやすく、天井裏のアンテナ本体はオフィスや施設の美観を損ねず、メンテナンスフリーで運用できます。