10GBASE-Tは、
最大10Gbpsの高速通信を
実現するための技術です

10BASE-TオフィスLANネット
従来の1Gbps環境(1000BASE-T)からの移行には、適切なネットワーク機器やケーブルの選定が重要です。
10Gbps通信(10GBASE-T)を安定して行うには、「回線・ルーター・LAN環境・PCの設定」など、以下の3つのポイントを見直し、最適化する必要があります。

10GBASE-T化への3つのポイント

1、インターネット回線・ISP・ルーターの見直し。
「光10G回線・上位ISP・10Gbps対応のWAN/LANポートを持つルーター」
2、社内LANケーブルの見直し
「Cat6A規格ケーブル」
3、社内ネットワーク機器の見直し
「10Gbps対応のスイッチングハブ・PCIe接続の10GbE LANカードなど」
説明する男性イメージ「オフィスLANネット」

この3つのステップを確認し、改善していきましょう。

インターネット回線とISPと
ルーターの見直し

光回線の見直し「光回線は10G」に

まず、契約しているインターネット回線が十分な速度を提供しているか確認しましょう。

「IWATSUひかり」従来タイプのひかり回線と比較。違いはここ。IWATSUひかりクロスは送受信時最大概ね10Gbps。従来タイプの光回線は送受信時最大概ね1Gpsを表す比較表

※1 最大通信速度は、技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ご利用環境(端末機器の仕様など)や回線の混雑状況などにより大幅に低下することがあります。
既存の1G光回線を10G対応に変更することをお勧めします。NTT東西の「フレッツ光クロス」は10Gビット/秒対応のFTTHサービスとなりますので、光クロス回線はオススメです。但し、10Gbpsはあくまでベストエフォート(技術規格上最大で出せる通信速度)ですので、必ずしも10Gbpsが出るわけではありませんが、既存の最大1Gbpsとよりは大幅に速度の改善が見込めます。オフィスLANネットでは、フレッツ光クロスと同サービスの「IWATSU光クロス」をおすすめしています。

ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)の見直し

プロバイダーの混雑状況によって速度が変わるため、IPv6対応のプロバイダーで、「上位回線」を扱っているISPに変更すると改善される場合があります。

ISP(Internet Service Provider)オフィスLANネット

可能な限り、インターネット回線の「上位回線」を扱っているISPがオススメです。国内の主な上位回線(バックボーン)を持つISPは、OCN、IIJ、KDDIなどが有名ですが、例えばIIJは日本最大の規模のバックボーンを保有し、東京ー大阪間の専用線は400Gbps以上の帯域を保有、そのほかの区間でも100~400Gbpsの大容量回線を使用しています。
但し、これだけの上位回線保有ISPとなりますので、格安ISPと比較すると利用料金は高目とはなります。また、高速光回線の「フレッツ光クロス」はIPv6 IPoE方式となりまが、IIJなどもこの方式に対応してます。

ルーターの見直し

ルーター機器が古いと、回線の性能を活かせませんので、高速ルーターの導入を検討しましょう。
10Gbpsを受け入れるWAN・LANポートに10G対応ポート装備のものが推奨です。

YAMAHA10ギガアクセスVPNルーターRTX1300オフィスLANネットルーターは、光回線10Gbpsを受け入れるWANポートに10G対応ポート装備のもの、尚且つLAN側ポートにも10G対応ポートが備わっているもの、また、光クロス・IPv6 IPoE方式に対応しているルーターを推奨します。これらが全て備わっているオススメルーターは「YAMAHA-RTX1300」です。

Cat6Aは10Gbpsの通信速度と500MHzの帯域幅をサポートする高性能なLANケーブル

Cat6A(カテゴリ6A)は、LANケーブルの規格の1つで、最大10Gbpsの通信速度と500MHzの帯域幅をサポートする高性能なケーブルです。

Cat6Aケーブル画像を掲げる男性

「A」はAugmented(拡張された)を意味し、Cat6の上位互換としてノイズ耐性や通信距離が強化されています。

Cat6Aと他のLANケーブル規格の違い

規格 最大速度 最大距離(10Gbps時) 帯域幅 ノイズ耐性
Cat5e 1Gbps ×(10Gbps非対応) 100MHz
Cat6 10Gbps 最大55m(推奨37m以下) 250MHz
Cat6A 10Gbps 最大100m 500MHz

Cat6Aは高速通信(10Gbps)に対応

Cat6Aは最大10Gbpsの通信速度を100mの距離で安定して実現できます。Cat6では10Gbps通信が55mまでに制限されるため、長距離でも高速通信を維持したい場合に最適です。

Cat6Aは広い帯域幅(500MHz)による安定したデータ転送

帯域幅が500MHzと広く、大量のデータをスムーズに転送できます。通信の安定性が向上し、レイテンシー(遅延)を抑えた快適なネットワーク環境を構築可能です。

Cat6Aはノイズ耐性が高く、干渉を受けにくい

Cat6Aは外部ノイズ(電磁波やクロストーク)に強い設計になっており、工場・オフィス・病院など、ノイズが発生しやすい環境でも安定した通信が可能です。STP(シールド付き)タイプを選べば、より強固なノイズ対策ができます。

将来のネットワーク拡張に対応

現在の多くのオフィスや家庭では1Gbps通信が一般的ですが、今後10Gbps回線の普及が進むことを考えると、Cat6Aを採用することで長期的なコスト削減につながります。

Cat6A規格LANについて更に詳しくは

Cat6A規格LANについて更に詳しくは「おすすめはCat6A規格LAN」をご覧ください。

 

10GBASE-T対応のネットワーク機器への移行

10Gbpsの回線を契約しても、社内ネットワーク機器(LAN)が10Gbpsに対応していないと最大速度は出ません。従来の1Gbps環境(1000BASE-T)からの移行には、適切なネットワーク機器の選定が必要で、特に以下の3点が重要です。

10Gbps対応ルーター

10Gbps環境では、WANポートとLANポートが10Gbpsに対応したルーターを選びます。

YAMAHA-RTX1300
YAMAHA10ギガアクセスVPNルーターRTX1300オフィスLANネット
光回線10Gbpsを受け入れるWANポートに10G対応ポート装備のもの。尚且つLAN側ポートにも10G対応ポートが備わっているもの。後は光クロス・IPv6 IPoE方式に対応しているもの。これらが全て備わっているルーターでオススメは「YAMAHA-RTX1300」です。

10Gbps対応のスイッチングハブ

ネットワーク内の複数の機器を10Gbpsで接続するには、10GbE対応のスイッチングハブが必要です。

YAMAHA-SWX2320-16MT
YAMAHA-SWX2320-16MTオフィスLANネット
スイッチも10G対応ポートが備わっているものにします。可能であれば、全てのポートに10G対応であればベストです。オススメは「SWX2320-16MT」です。

10Gbps対応のネットワークアダプタ(NIC)

10Gbps通信には10GbE対応のLANカードが必要です。

tp-link TX401
tp-link TX401
最後のゲートであるLANアダプターも10G対応にするのがベストです。この場合PCはデスクトップ型となり、パソコンのマザーボードにPCIex4以上のスロットが必要ですので、それに対応しているデスクトップPCとなります。オフィスLANネットでは、TP-Link10Gbps LANカードPCI-EアダプターTX401を使用してます。

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