YAMAHA機器で社内ネットワークを統一する5つのメリット

YAMAHAといえば、ルーターやスイッチなどの法人向けネットワーク機器で高い評価を受けている国内メーカーです。オフィスのLAN環境をYAMAHA製品で統一することで、導入・運用のあらゆる面でメリットを得られます。

YAMAHAネットワーク機器

ここでは、YAMAHA機器で社内ネットワークを統一する主なメリットを5つに絞ってご紹介します。

1. 設定・管理の一元化がしやすい

YAMAHAのルーター、スイッチ、無線LANアクセスポイントは、同一思想のGUI(Web GUI)やコマンド操作(CLI)に基づいて設計されているため、操作方法が統一されており、学習コストが少なく設定作業も効率的です。また、ルーターからスイッチやAPの設定をまとめて管理することも可能で、現場作業の手間も大幅に軽減されます。
YAMAHA管理画面

2. 機器間の高い親和性と安定性

YAMAHA製品同士は、事前に動作検証された組み合わせで運用できるため、互換性や相性の問題が起こりにくいのが特長です。特にRTXシリーズのルーターとWLXシリーズのアクセスポイントの連携は高く評価されています。
RTXシリーズとWLXシリーズ機器

ファームウェアのアップデートやセキュリティパッチもタイムリーに提供され、安心して使い続けられる環境が整っています。

3. 日本語による手厚いサポートと豊富な技術情報

マニュアル、設定ガイド、サンプル設定などがすべて日本語で提供されており、技術者にとっての導入・運用ハードルが低いです。また、YAMAHA公式サイトやコミュニティフォーラム(RevComm)などにも多くのQ&Aや事例が掲載されており、実務に役立つ情報が入手しやすいという利点もあります。

4. スモールスタートから大規模拡張まで対応(Cat6Aケーブルとの組み合わせ)

YAMAHAのネットワーク機器は、中小規模オフィス向けから大規模な拠点連携構成まで、段階的な拡張に柔軟に対応可能です。特に10Gbpsネットワークを構築する際には、Cat6A LANケーブルとの組み合わせが重要です。Cat6Aは10Gbps通信を最大100mまで安定して伝送可能な規格であり、YAMAHAの10GbE対応機器と併用することで、構内全体で安定した高速通信環境を実現できます。

スモールスタートも無理なく

例えば、RTX1300(10GbEルーター)やSWX3220(10GbEスイッチ)は、10GBASE-Tでの高速通信を社内ネットワークに実現しながら、スモールスタートも無理なく構成できます。
RTX-1300とSWX3220の10GbE

5. 高いセキュリティと長期安定供給

法人向けに求められるセキュリティ要件(VPN/IPsec、ファイアウォール、フィルタリング)をハードウェアレベルで標準搭載。さらに、販売終了後も一定期間の保守やファームウェア更新が保証される長期サポート体制があるため、企業のITインフラとして信頼して導入できます。

他社機器との比較(YAMAHA製品の特長)

比較項目 YAMAHA 他社(海外メーカー例)
操作・設定のしやすさ 統一GUI・CLIで学習コストが小さい 製品ごとに操作性が異なる
製品間の親和性 全製品で連携性・互換性が高い 組み合わせによっては不安定
サポート体制 日本語対応・長期サポートが充実 英語対応・保守期間が短いことも
導入の柔軟性 小規模から大規模まで段階導入可能 モデルによって制限がある
セキュリティ機能 ルーター標準搭載・法人向け充実 一部は追加ライセンスが必要
対応LANケーブル規格 Cat6A対応を想定した製品構成が豊富 製品毎に仕様が異なり選定が難しい

YAMAHAネットワーク機器の統一メリットのまとめ

YAMAHA製品によるネットワーク機器の統一は、安定性・操作性・拡張性・サポート性のすべてにおいてバランスの取れた選択肢です。IT担当者の負担軽減、トラブル対応の迅速化、そして長期的な運用コストの抑制といった多くの利点があります。
さらに、Cat6Aケーブルを用いた構内配線を組み合わせることで、10Gbps対応のYAMAHA製品の性能を最大限に発揮でき、ネットワークの安定性と将来性を一層高めることができます。

ALL YAMAHA Network +Cat6Aの構成図イメージ

ネットワークの見直しや再構築を検討中の企業様にとって、YAMAHAで統一された社内LANは、将来を見据えた強固な基盤となることでしょう。

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